覚え書き

2009年2月20日 (金)

約束は守って下さい

きのうの午前中、夫だった人の実家から、
私が残して行った私物が届いた。
うちの玄関が半分以上、塞がってしまうぐらいの量の。
私が裁判所でお願いしたのは、

  • 残りの荷物は、そちらで処分して欲しい
  • 大切にしていたワープロだけ、着払いで送って欲しい

このふたつ。
私物の件は、私が引き取るのが当然だとは思うが、
先方が一方的に決めたもので、内容がよく分からないことと、
こちらの時間的、経済的な都合を無視して、
いつまで経ってもはっきりしないことを考え合わせて、
本当は持ち帰りたい物もたくさんあったのを断念したのだ。
それに、この件に関しては裁判所の記録にも残っている、
れっきとした約束事なのだ。
中には小型の家具も混じっていて、
私ひとりでも、父に手伝ってもらっても、
2階に運び上げるのは不可能だ。
箱ひとつが届くはずだったのが、玄関いっぱいに届いたので、
父にはきちんと説明して謝り、
片付くまで、しばらく我慢して欲しいと頼んだ。
約束が守られなかったことは、きちんと伝えるべきなので、
相手方の弁護士さんにも報告はしておいた。
いまさら返すわけにも行かないので、
また少しずつ2階に運んで片付けて、不要な物は処分して、
家具は、誰かに手伝ってもらって運び上げることにしよう。
せっかく少しずつ片付いて来て、気分も明るくなっていたのに、
また玄関に憂鬱のタネが積み上がってしまった。
2階の片付けの進行具合と考え合わせて、
細かい物から箱を開けて片付けて行って、
家具を運び上げて置く場所と、手伝いの人を頼む時期を考えて…。
なんだか、いつまで経っても終わらない気がする。

本当は、ゴチャゴチャ書くべきではないのだが、
書くことでパンクしそうな頭を休ませないと、
どうにもやりきれない、
手続き関連も急がなければならないけれど、
少し外に出て、息抜きでもして来よう。

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2009年2月 3日 (火)

閉じた扉、開かれた扉

本日、家庭裁判所にて和解離婚が成立した。
離婚届を提出するのではないので、
戸籍上の手続きには1週間から10日ほどかかるのだが、
法律上は私は本日付で旧姓に戻った。
都合により、年明けから私は自分で裁判所に出掛けていた。
前回期日同様、裁判官、書記官、相手方の弁護士、
それに私が、会議室のような法廷に揃ったところで、
裁判官から、

「今日は、ご主人も出頭されていますが、
 同席されても構いませんか?」

という質問があった。
少し驚きはしたものの、今では他人より遠い人だ。
夫と顔を合わせたところで、何の感情も湧かなかった。
子供もいない、財産分与もないということから、
和解離婚の性質と注意点などを裁判官が口頭で説明し、
双方がそれを理解し、約束を守るということで、
しごく静かに離婚成立となった。

気が付けば、完全に別居して2年が過ぎた。
夫と私をつないでいたのは、戸籍上の関係と、
もはや、すっかり色褪せてしまった赤い糸。
もとが赤色だったとは思えないほど古びた糸は、
夫からは切り離されて、私を過去に縛りつけていただけ。
ひとりで裁判所から出るとき、

「入ったときと、出るときで、
 苗字が違うって、変な感じ…」

などと思いながら、
ボロボロになった糸の残骸を、
風が吹き飛ばして行くように感じていた。
私が嫁いだ家、夫と私の家庭の扉は閉ざされた。
今、私の目の前には、新しく開かれた扉がある。
その扉をくぐる前に、やるべき事が山ほどある。
とりあえず今夜は何も考えずに、ゆっくり過ごそう。
7年1ヶ月と少しの結婚が、幕を閉じたばかりなのだから。

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千が千尋に戻るとき

スタジオジブリの大ヒット作品である、「千と千尋の神隠し」。

千尋が戻ったのは、元の場所、元の時間。

“神隠しにでも遭ったように”、もと居た場所から居なくなり、

結婚して、離婚する私が戻るのは、

8年近くの歳月を経た世界。

それは動かしがたい事実だとしても、

千尋が、千として過ごした中で、

本質を取り戻し、たくさんのものを得たように、

私も何かを得られていたらと思う。

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2009年1月28日 (水)

さよなら、“私の家”

紆余曲折を経て、やっとマンションの鍵を返した。
この1週間ほどは、
連日のハードな作業で首や肩が痛くて、
それでも期限に間に合わせなければと、必死で頑張った。
あまりいい思い出はないとはいえ、
それでもやっぱり「私の家」だった場所。
時間的、体力的な都合で、
最後にピカピカにしてあげることができなかった。
その代わりに、できる限りきれいに掃除して、
残して行く物は整頓して置くようにした。
鍵を返しても、夫との離婚手続きが済むまでは、
まだ何かあるかもしれないし、
離婚しても、一度は一緒に暮らしていた場所なので、
しばらくは何らかの関係はあるかもしれない。
それでも、鍵を返したことで、
あの家は私の手を離れて行ったのだ。
時間ギリギリまで、できるだけのことをして、
最後に部屋の真ん中に立って、

「ごめんね。ありがとう。
 次に住む人には大事にされるように祈ってるよ」

と、心の中で挨拶をして来た。
ワンルームだろうが、一戸建ての豪邸だろうが、
家というのは住人に愛されてこそのものだと思う。
私は全力で愛情を注いであげることができなかった。
今度こそ、愛される幸せな家になってね。

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2008年12月22日 (月)

解凍しなきゃ

当初の予定の期日で離婚手続きをしようと思ったら、

「いや、絶対ムリだから!shock

というスケジュールで、無理やり収めなければならなかったwobbly
時間的にも体力的にも、かなりヘビーな状況で、
頭をフル回転させて、神経をピリピリさせて、
やらなければならないことを、ギュウギュウ詰めにしたbearing
(そんなに悲惨な状況に追い込まれなくてもよかったのだが、
 そこは相手のある話なので、多少の行き違いがあったのだ)
期日の調整で荷物運びが中断したものの、
私としては、この年末に照準を合わせて必死でやって来たので、
ここで予定変更となると、
もう一度、計画を練り直さなければならないthink
パソコンpcで言うなら、圧縮したデータをいったん解凍して、
データを整理して無理や無駄を省いて、
私が扱える容量にまとめ直すというところだろうか?
私はそんなに性能が良くないので、
そんな大容量のデータを処理するのは、やはり無理だったのだcoldsweats02
もう一度、カレンダーと手帳を見ながら、
仕事の順序も、体調管理も見直さなければdespair

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2008年12月20日 (土)

少し延びました

諸事情により、
年内に正式離婚の手続きが終わるはずだったのが、
来年に延びることになった。
(と言っても、ほんの少しだが)
双方合意の上での期日の延期であり、
基本的に離婚の方向で進むことに変わりはない。
そのあたりの調整などがあって、
結局、荷物は全部運び終えることができなかった。
次回期日に向けて努力することにも変わりはないが、
心身ともに疲労困憊して、
何がなんだか分からない状態から解放されて、
少し気が楽になった。

ご理解、ご協力いただいた皆様には、
心から感謝いたします。

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2008年12月 8日 (月)

戦国時代じゃあるまいし

今日も行ってたんだけど、荷造り。
マンションにひとりで居ると、
なんだか前の続きみたいで変な感じ。
今月の21日で結婚して7年になるのに、
夫婦仲がうまく行ってた頃から、
一緒に居る時間のほうが短かったから。
夫の親たちは、何かと理由をつけて夫を家に戻らせたし、
本人もそれに黙って従ってたし…。

事情があって、結婚前から私は夫の実家に居候していて、
まともに自宅に戻ることもなく結婚してしまったし、
私の両親が、こちらの両親に会ったのは、
結婚式当日が初めてだったし…。
よく、

「私は戦国時代の姫か!?」

なんて怒ってたけど、ほんとにそんな感じ。
お家の都合で振り回されて、
若殿が無事に戻ったら、
名ばかりの妻は城と一緒に滅ぼされる。
まあ、現代だから滅びはしないけど。

これだけよく夢を見る私なのに、夫は夢にさえ現れない。
今となっては、亡くなった母より遠い存在。
まあいいでしょう。
姫は老父の待つ城に出戻って、
また次の婿殿でも探すとしましょう。

「わがみよにふる ながめせしまに」

なんてことにならないうちにね。

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2008年11月21日 (金)

いよいよ大詰め

12月上旬にマンションの荷物を引き取るので、
今日はその打ち合わせに行って来た。
カコナールが効いたのか、
風邪の気配は少しましになった。
家電や大型家具は置いて行くので、
小型の家具や小物類だけ、
業者に依頼して運んでもらうことにした。
小物類の荷造りは自分でするので、
来週はその作業のために、
マンションに居る時間が長くなりそうだ。
すでに生活する場所としては機能していないので、
もっぱら作業に明け暮れることになるはず。
食事も、何か買って来て済ませると思う。
寒さも厳しくなって来たので、
温かい飲み物を飲める準備と、
休憩時間にすることを用意して行こうかな?
相変わらず人気者のカエル。
リクエストもいくつかもらっているので、
カエル作りの用具一式を持って行くのもいいかもしれない。
黙々と仕事をするのは嫌いではないけど、
ちょっと息抜きもしないとね。

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2008年8月13日 (水)

また家を畳まなきゃならない

事務所の夏休みが終わったら、
いよいよ双方の弁護士さん立ち合いのもと、
マンションの荷物の整理が始まる。
夫本人が立ち会うことは望めないので、
少し時間がかかるとは思うが。

また家を畳まなきゃならない。
亡くなった伯母の家。
私のもとの実家。
父が不動産管理というものをしないので、
放っておくわけにも行かず、
どちらも手放して、大急ぎで引き払った。
今度の自宅マンションには、
あまりいい思い出はないとはいえ、
それでも「私の家」だし、それなりに愛着もある。
何よりも、突然、夫が実家に逃げ込んで、
義父から脅しめいたことを言われて、追い出されたため、
私自身、いまだに納得が行っていない。
(先日のパニックの原因のひとつはこれ)
もう家を畳むのは、うんざり。

そうは言っても、いつまでもグズグズしていられない。
弁護士さんに相談しながら、
できるだけいい形で終わりにしよう。
とりあえず、最初の下見の期日が決まるまでに、
ざっと掃除をして、きれいに片付けておこう。

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2008年8月 8日 (金)

変わらなきゃね

夕方、弁護士さんから電話があった。
実は4日にも電話をいただいていて、
そのときは、私はパニック状態で、
1時間以上かけて、根気強くなだめて下さったのだ。
おしまいのほうで、私の携帯の充電が切れて、
話の途中に電話がプツリと切れてしまった。
本当は折り返し、電話を差し上げなければならないのだが、
かけても私が落ち着かなければ同じこと。
後日、きちんと連絡させていただこうと思ううちに、
私の気分は浮いたり沈んだりを繰り返して、
きっかけがつかめずにいた。
「金曜日だし、連絡しないと」と思っていたところ、
携帯が鳴った。

先日の失礼をお詫びし、近況などお話しした。
本来なら弁護士さんとの電話連絡というのは、
ごくごく事務的な内容のものであって、
よほど込み入った内容でない限り、
必要最小限の時間で済ませるものだ。
きっと先生も、いつもはそうなさっていると思う。
ただ、前回の電話の内容が内容だったため、
あれこれ気遣って、いろいろたずねて下さる。
直接、お目にかかってお話ししていても、
人を逸らさない、誠実な応対をして下さる方だが、
やはり、困惑を隠し切れないお声。
事務所の夏休みの日程や、
休み明けまでに私がやっておくべきことなど、
細かな点を伺って、電話を切った。

まだ何となくモヤモヤした気分で、
ネガティブな考えばかりが浮かぶ頭の中に、

「困らせちゃダメだよ」

という言葉が、コツンと落ちて来た。
そう、かなり特殊な裁判の弁護を引き受けて下さり、
困惑しながらも誠実に接して下さる先生を、
これ以上、困らせてはいけないのだ。
とにかく、分をわきまえ、
真摯に問題に取り組む依頼人に戻らなければ。
いつまでも「可哀想な人」で泣いていてはいけない。

あまりに目まぐるしくて、
いまだに頭の中は大混乱のままだが、
できることから努力してみよう。
そして、やはりまだまだ「甘ったれた子供」の私が、
この裁判が片付く頃には、少しでも成長しているように、
ちゃんと勉強して頑張ってみよう。

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