自閉症スペクトラム

2009年7月 7日 (火)

限界かも

ご近所との問題は、
パソコン教室に行く前に、市の女性児童センターに寄って、
職員の方に話を聞いていただくことで、
私の頭の中を整理して、気持ちを落ち着けることができた。

あさっての試験に備えて、
教室ではずっと模擬試験をやっていたのだが、
4回ぐらいやって、約90~100%の正解率。
1問か2問だけ間違ったところも、
「指示をひとつ見落としていた」などの「うっかりミス」で、
まったく解き方が分からないというのはなかった。
あとは、落ち着いてミスを防げば大丈夫。

だから、こんなことは些細なことだと思うのだが、
父がまた、ポットに水を入れすぎて、
ポットから沸騰したお湯が噴き出したのだ。
このところ、父が30分に1回はポットに水を足すようになって、
「そろそろやるかな?」とは思っていた。
慌てて布巾やら雑巾やらを総動員して、後始末をするのは私の仕事。
なんだか、ドッと疲れてしまった。

私が知っている自閉傾向の性格の人達は、

「自分が役に立っているという満足感を得たい」

という気持ちがとても強い。
それは世間一般の人の、

「世の中や、人の役に立ちたい」

という気持ちとは大きく異なる。
「自分が満足したい」という気持ちがメインなので、
自分がやったことが本当に役に立ったかどうかは、
極端に言えば、どうでもいいのだ。

「見て見て! 自分は役に立つでしょう?」

と張り切って勝手にやったことが、
相手に認められなかったら、逆に怒り出すのだ。
うちのポットの件のように、
お湯が減っていないのに水を足して、
同じお湯を何度も何度も沸騰させるという、
「電気代のムダ&水質の悪化」を招くことでも、
父にとっては、

「自分がちゃんと、ポットの管理をしている」

という満足感を得るのに、欠かせないことなのだ。
本人が飽きるか、気が済むかするまで、
ひとつのことに執拗にこだわるという傾向も強いので、
なおさら厄介だ。

あさっての試験の最重要課題が、
「うっかりミスを防ぐこと」なのに、
なんでこうも、気持ちが乱れるようなことが続くんだか…。
今の私の場合、試験勉強をするよりも、
何か気晴らしになることをしたほうがいいかもしれない。
お風呂に入ってサッパリして、
寝るまでの少しの時間、楽しい本でも読もうか。

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2008年12月21日 (日)

怒鳴らないために

今朝、父が起きて来た気配がしたので、
ちゃんとファンヒーターを点けたか見に行った。

年内に正式離婚の予定で話を進めていたので、
とにかくそちらを優先しなければならず、
茶の間のファンヒーターの手入れもできなかったdespair
やっときのう、片付けて掃除をして、
ファンヒーター本体の手入れもして、使える状態にした。
父は目の前にあっても自分では何もせず、
寒い茶の間に小さな電気ストーブひとつ、
(それも2本あるヒーターが1本しか点いていない状態shock
ズボン下に、上着は綿のカーディガンという、
どうかしてると思うような状態で居たのだcoldsweats02
別に私が何もしなかったわけではなく、
暖かいズボンも、ウールのカーディガンも、フリースの上着も、
ちゃんと買って渡してある。
部屋には高性能のエアコンもついている。
ぶ厚い座布団も用意してあった。
でも、父にそういった物をすすめると、

「いらん(×10ぐらい言う…)」「暑いがな」

と言って、イヤそうに隅っこに押しやるのだbearing
当たり前だけど、そんな状態では寒いし、
すぐに風邪をひいたりして具合が悪くなる。
そうすると、私に当てつけがましいことをしたり、
うらめしそうに睨んだりするのだbearing

「私のせいじゃないぞ~!」

と叫びたくなるcrying
どうも、自閉症スペクトラムの傾向として、
「物事の関連づけができない」という要素があるらしくて、

服装で調節しない、部屋の温度調節をしない
 ↓
寒い(夏場なら暑い)、不快
 ↓
体調がすぐれなくなる、病気になる

という図式が理解できないのだ。
そして、なんだか具合が悪くて気分が悪いのは、
自己管理ができていないからだということも理解できない。
その結果、周りの人間に当たったりキレたりする。
個人差があるので一概には言えないが、
夫も同じようなことをしていた。

さて、ここでファンヒーターに話を戻す。
案の定、スイッチは入っていなかった。
でも、点けようとした形跡は残っていて、
あちこちボタンを押しまくったのか、
きのう合わせた時刻表示が消えていた。
分からないなら聞けばいいのに、それさえしないdespair
父は、いつものようにイヤホンを耳に突っ込んで、
大音量でテレビを見ていたので、話しても通じない。
仕方がないから時計をもう一度合わせて、スイッチを入れた。
点火するまで少し時間がかかるので、
私は自分の用を片付けに、いったん2階に戻った。
少し時間が経ってから階下に下りて、
父にファンヒーターの使い方を説明しようとしたら、

「ニオイものすごいな。喉、やられたわ」

と、しかめっ面をして文句を言う。
でもスイッチを切るわけでもなく、暖を取っている。
………ハリセンで、どつきたくなったangry
(喉が痛いのは、自分の不摂生のせいでしょう!)
それが父の甘えだというのは、よく分かっている。
でも、心身ともに疲れ切っている私に、まだそれを言う?
幸いというか何というか、私は洗濯の最中だったので、
すぐに父のそばを離れて、2階に行ってからぼやきまくったpout
本人に怒ったところで通じないのは分かっている。
でも、またネチネチ文句を言われたらたまらないcrying
それで、次に何か言って来たときの答えを用意したflair

「ええっ!? そんなに喉痛いの?
 ほんなら耳鼻科行かなあかんやん。
 まだ具合悪い? また肺炎やろか?
 入院したほうがええんちゃうの?」

「ごめんな~。
 そんなにファンヒーター嫌いやって、気ぃつかへんかってん。
 前は毎日使ってたし、ええと思ったから。
 でも、好みとか体の調子って変わるもんなぁ。
 ほんならこれ、片付けようか?」

もちろん、どちらも本気ではない。
自分で書いていても馬鹿馬鹿しいthink
でも、カチンと来て怒鳴るより、
こういう馬鹿なリアクションで乗り切るほうが、よほどいいと思う。
おそらく使わないだろうし、私の心の保険みたいなものだ。
期日が延びたとはいえ、私はまだまだ大変なのだ。
お父さん、私が無事に離婚するまでは、
甘えるのもほどほどにしてねweep

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2008年8月 6日 (水)

憂鬱のタネ

今回、落ち込みがひどくなった理由は、
いろいろな事が一度に重なって、
疲れてしまったというのもある。
そしてもうひとつ。
私のいちばんの幸せのもとであるはずの、
ビーズ細工の中に、落とし穴があったのだ。
難しい編み図のモチーフも、
短時間でサクサク作れる私。
周囲の人にも褒めていただけるぐらい、
きれいな物を作れる私。
手先が器用で、何でも要領よくこなす私。
それこそは、夫や、夫の両親が、
自分たちの都合だけで全否定した、
私の人格の一部なのだ。
今でも、

「できる人間に、
 できへんもんの気持ちなんか、分からんやろう!」

そう泣き叫んだ夫の声が、頭から離れない。
確かに、生まれつきの素質というのもある。
でも、私だって何の努力もしていないわけではない。
それどころか、
小さい頃から「できて当たり前」だった私は、
頑張っても頑張っても、ゴールには届かなかった。
勉強して、練習して、失敗して…。
その繰り返しがあって、今の私があるのだ。

自閉症スペクトラムという問題を抜きにしても、
一般的に、男性の脳というのはプロセスは重要視せず、
結果だけに注目する傾向にあるという。
夫の場合は、子供っぽい人格も手伝って、
私が積み重ねた努力の部分は見ようとせず、
結果だけを簡単に手に入れようとする傾向が強かった。
言葉は悪いが、猿真似だけで、
私と同じことができるという甘い考えを持っていた。
当然、うまく行くわけがないから、苛立ってキレる。
些細なことから、本格的なパソコンの勉強まで、
すべてがその調子だった。
「夫の顔を立てる」とか、そんな次元ではなかった。
運悪く、私の実家が大変な状況で、
父に代わって私が奔走していたので、
余計に生意気な妻に見えただろうと思う。
だからと言って、
後々まで心に傷が残るほど、
叩きのめすことも無かろうと思うのだが…。

そんな理由から、
ひとつアクセサリーを作るたびに、
心のどこかがチクリと痛み、
ひとつ小犬を完成させるたびに、
またどこかがチクリと痛むという、
なんとも寂しいことになってしまった。
私自身が「器用な私」を否定してしまうのだ。
おまけに今は離婚裁判中。
忘れたくても、常に夫のことが頭に引っ掛かっている。
またこんな風に分析などしているのは、
大好きな物作りまで嫌いにならないための、
私なりの治療なのだ。

それでもやはり、きれいな物は大好きだし、
物を作ることも大好きだから、
心がチクリと痛んだら、
その都度、「きれい」「かわいい」「上手ねぇ」といった言葉を、
薬でも塗るように、思い出して行こう。
時間はかかるかもしれないが、
いつの日か、傷は癒えると信じて行こう。

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2008年2月25日 (月)

7年めの「ただいま」④

7年間の親子のすれ違い。
父から見れば、私は勝手に家を出たまま帰らず、
親にきちんと挨拶もせずに、ろくでもない男と結婚し、
母の最期も看取らなかった親不孝者だった。
夫との生活にも幸せな時期があったし、楽しいこともあった。
それも今となっては過去のことだが、
ひとつだけ、大きな収穫があった。
それは、自閉症スペクトラムという人格について、
知識を得ることができたこと。
夫や父には、世の中が自分とは違って見えているらしいと知って、
昔は「なぜ?」「どうして?」と思っていたことが、
少しは納得できるようになった。
7年間の私のつらさを理解してくれと言っても、
どうしようもないということも、頭では分かっていた。
世の中というのは結構、非情なもので、
肉親が亡くなったときでも、
病院や役所の手続き、通夜から斎場に至るまでの段取りなど、
悲しみに暮れているひまもないぐらい、
やらなければならない事が次から次へと押し寄せて来る。
小さな子供のような性格のままの父には、
大好きな姉が亡くなったとき、
いろいろあっても長年連れ添った妻が亡くなったとき、

「なんで世間は、ああしろこうしろと、
 うるさく言うのだろう?」

としか思えなかったと思う。
悲しくても義務は果たさなければならないと、
父に代わって奔走していた私など、
血も涙も無い鬼のような娘に見えていたと思う。
だから私は、いまだに考え込んでしまうことがある。
よく言われて来たように、
兄と私の性別が逆で、私が男の子だったら良かったのかと。
私が長男なら、父に代わって走り回っていても、
父も世間も何も言わないだろう。
それか私が、こんな生意気娘ではなく、
もっと可愛げがあって、おっとりした娘だったら良かったのかと。

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2008年1月28日 (月)

狼少年

今日もお風呂の呼び出し音が鳴った。
浴室で気分が悪くなったときなどに、
家族に知らせるための呼び出しボタンの音だ。
でも、別に父の具合が悪くなったわけではない。
父は浴室の電気を点けずに入浴するので、
手元が暗くて、すぐボタンを押し間違えるのだ。
父の説によると、浴室の電気は明るすぎるので、
洗面所兼脱衣所の電気を点けていれば充分なのだそうだ。
薄暗がりで体を洗うので、汚れがきちんと落ち切らず、
お風呂の掃除をして、新しいお湯を張ったばかりでも、
もう垢が浮いている。
生活全般に関して父に何か言っても、
また怒鳴りつけられて、殴られるのが落ちなので、
入浴に関しても黙っているが、
毎日毎日、呼び出し音が鳴るのには困る。
日によっては3回鳴ることもあるので、
さすがに本当に具合が悪いのかと見に行ったりもするが、
やはりただの押し間違いなのだ。
こんな事をしていたら、本当に呼び出しが必要なときに、

「またいつもの押し間違いだろう」

と思ってしまうかもしれない。
体調が思わしくない今、
さっさと階下に確認に行くのもままならず、
それがかなりのストレスになっている。
ボタンを押し間違えるぐらいなら、
ちゃんと電気を点けて入浴してほしいものだと思う。

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2008年1月21日 (月)

鬱陶しい

父がとうとう、一階の雨戸を開けなくなった。
理由は、たぶん寒いから。
どうしても我慢できないときだけ、
暖房のスイッチを入れるが、
普段は室温12度ぐらいのところに、
一日中パジャマのままで、
ジャンパーを着てニット帽をかぶって、
派手なくしゃみをしながら座っている。
天窓の薄明かりを頼りに、
床にへばりつくようにして新聞を読んでいる姿を見ると、
こっちの気が滅入って来る。
祖母から聞いた話によると、
父は幼い頃から、ちょっと姿が見えないと思ったら、
薄暗い納戸にひとりでこもって、
鉄道模型で遊んでいるような子だったらしい。
父がそれで落ち着くのなら、
私がとやかく言ってもどうしようもないが、
これでは何のための新しい家なのか、
まったく意味が無くなってしまった。

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2007年12月12日 (水)

………疲れる。

つい先程、流しの詰まり掃除終了。
掃除は好きだが、こんな時間にやると疲れる。
ずっと気にはなっていたのだが、
父は朝起きるのが遅いし、
起きたら起きたで、台所をず~~~っと占領するし、
父がテレビを見ている横で掃除をすると嫌がるし、
昼間のうちに掃除をする余地が、全くないのだ。
今だって、ものすごく嫌味な態度を取られたが、
排水口のゴミ受けから、水がチャプチャプ溢れているのに、
これ以上、掃除をしないわけには行かない。
父が早々にお風呂に入ったのを幸いに、
ウォークマン装備で掃除に取り掛かった。
いつもより大きめの音でクリスマスソングなど聴きながら、
一心不乱にヘドロ状の汚れと格闘した。
雑音をシャットアウトしたおかげで、
思ったより早く終わったが、とにかく疲れた。
明日は絶対!出掛けてやる!

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2007年12月 2日 (日)

ご苦労様です。

寒くなって、外に出るのが億劫になったので、
このところ父は、家中ウロウロ歩き回って、
何でもいいから私に文句をつける口実が無いか探している。
日暮れ時に私が玄関のあたりに居ると、
必ず門灯を点けていないか見に出て来る。
うちは、玄関のすぐ横が洗面所なので、
洗面所の電気を点けていると、

「また明るいのに門灯を点けやがったな」

と言わんばかりに、急いでやって来る。
私は前回で懲りているので、
父の帰宅がよほど遅い日でない限り、
門灯のスイッチには、いっさい触れていないのに。
もしも私が“余計な真似”をしていたら、
言いたい放題、怒鳴り散らして、
あわよくば、殴り飛ばしてやろうと思っているらしい。
もうその手には乗らないよ~だ☆

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2007年11月21日 (水)

きょう みみ にっちょ~

女性児童センターまで自転車で出掛けて、
1時間のカウンセリングを受けたあと、
買い物をして帰って来た。
結構な距離を走ったので、背中がギシギシする。
外も寒いが、家の中も寒いので、
早く自分の部屋に行って休もうと、
急いで冷蔵庫に食料品をしまっていたら、
お酒を飲みながらテレビを見ていた父が、
私にテレビの文句を言い始めた。
疲れているところへ大声でガーガー言われると、
本当にうんざりする。
テレビで話題になっている人が幼稚なのも、馬鹿なのも、
私のせいではないのだし。
こういうときは相手にするどころか、
顔を見ただけでも、がなり散らされるのが落ちなので、
絶対に父のほうを見ないようにして、
素早く荷物を片付けて、さっさと2階に引き揚げた。
午後6時を回っていたので、外は真っ暗。
おまけに今日は風が冷たい。
それなのに、家から出たくてたまらなくなった。
階下に下りれば、待ってましたとばかりに、
私のせいではないことの愚痴を、山ほど聞かされる。
さすがに今日は、もう外に出る気力が無いので、
極力、階下には行かないようにした。
こういうとき、大阪の人間は、

♪きょう みみ にっちょ~
 (今日は耳は日曜日=休み。
  つまり、聞いてまへんでぇ、ということだ)

と、節をつけて言ったりする。
そうなると、父と一緒に生活している私の耳は、
毎日、日曜日になるのかもしれない。

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2007年11月18日 (日)

謎のアラーム

今日は朝から電波状態が悪くて、
ノートPCがネットに繋がらなかった。
通信速度の数値は高かったので、電波が不安定だったのだろう。
昼間、寒い部屋に置いてあるデスクトップPCで、
メールチェックなどを済ませて、
今日はもうPCは開かないでおこうかと思っていた。
でも、真っ暗で冷蔵庫のように寒い家の中をうろうろしていたら、
何だかとても気が滅入ってしまったので、
ダメでもともとと、電源を入れてみた。
幸いにもネットに接続できて、これを書いているというわけだ。
明日、父は朝から病院へ行くはずなので、
午後7時半にはお風呂に入り、
午後9時には、私の都合などお構いなしで、
ポットのタイマーをセットして、さっさと寝てしまった。
いつものことと言えばそれまでだが…。
でも、このあと夜中の12時に、
父の部屋の時計のアラームが鳴るのだ。
今夜だけでなく、毎晩。
それもかなり長い時間、鳴り続けている。
どこへも出掛けない日でも妙なのに、
早起きするために、ずいぶん早く寝ているのに、
そんなものが鳴ったら目が覚めてしまう。
父の言動には不可解なことが多過ぎるので、
最近は疲れるだけだから理由も聞いていないのだが、
なんでわざわざ12時に鳴らすのか………謎だ。

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