宛て先のない手紙

2009年11月13日 (金)

お母さん、事件です。

お父さんが、私が泣きながら話しても、
「頭がおかしい」って言わなかった。

伯母ちゃんも、お母さんも、猫も、
みんな居なくなって寂しいって言ったら、

「そんなつらい事は忘れてしまえ」

って。

相変わらず、周りの人の言うことに振り回されて、
つらくて、苦しくてたまらないって言ったら、

「なんで、お前は自分を苦しいほうへ追い込むんや。
 そんな奴らの言うことは、無視したらええがな」

って。

ねえ、お母さん。すごいでしょ?
お母さんが元気でいたら、
ビックリして腰抜かしたかもしれないね。
私もまだ、夢だったのかなと思うもの。

私、自分の気持ちをちゃんと伝えたいし、
相手の気持ちもちゃんと分かりたいから、
ずっとずっと、話すことも、聞くことも、
一生懸命、勉強し続けて来たし、今も勉強中。
お父さんにも、怒られたり、嫌なこと言われても、
何度も何度も、諦めずに話して来た。
それがちゃんと伝わったんだなって、すごくうれしかった。

頑固親父と生意気娘だから、
まだまだいっぱい、ぶつかることも多いと思うけど、
今日でかなり、心が軽くなったから、
また頑張って行けると思う。
いつかまた、お母さんにいい報告ができたらいいね。

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2008年1月22日 (火)

Happy Birthday

そういえば、今日はあなたの誕生日だっけ。
もう手帳にシールも貼ってないし、
メモもしてないから、忘れるとこだった。
市役所の手続きなんかで書くときも、
21日だったか22日だったか確認するぐらいだし。
あまりにも身辺めまぐるしいから、
もうあなたの顔も、はっきり思い出せない。
親元に逃げ込んだきり、
私なんて、もうこの世に居ないも同然の扱い。
まあ、もともとあなたの家にとっては、
戸籍なんて、ただの紙切れだったものね。
家族愛なんて、どこにも無かったものね。
あなたは今、この冷たい雨の降る日に、
どんな気持ちで誕生日を過ごしているのかしら。

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2007年11月 4日 (日)

有楽町で逢いましょう

記念すべき300件の記事を、あなたに。
あなたには、このブログのことは教えていないから、
こっそり本当のことを書きます。

あの日、私が家に帰るために地下鉄の駅に居るときに、
あなたからのメールが届かなければ、
もしかしたら私は、
もう、どこにも帰らなかったかもしれません。
とてもお忙しいのに、少しでも会えないかと言って下さったから、
そのお気持ちがとてもうれしかったから、
私は家に帰るための切符を買って、
あなたとの待ち合わせ場所である有楽町駅前に居ました。
もっとも、家に帰り着くだけのエネルギーしか残していなかったので、
お話ししているうちに、今日はもう帰れないなと思って、
(うれしくて喋りすぎて、疲れてしまったのです)
急遽、もう一泊することにして、
切符の払い戻しをしてもらったのですが。
かえって心配をかけてしまって、ごめんなさい。
正直なところ、
私には、いまだに家に戻ったことの意味が分かりません。
体はガタガタだし、食べるのにも困っていますし。
それでも、ここでこうしてブログを書いていることには、
きっと大切な意味があるのでしょう。
それが何だか分かるまで、頑張って生きてみようと思います。
あの日、8年ぶりぐらいに私に再会して、
とてもうれしそうに笑って下さった、あなたの笑顔が、
ずっと私を励ましてくれることでしょう。
今の状況をくぐり抜けて、元気な私に戻ることができたなら、
また有楽町でお目にかかりたいです。
その日が早く来ることを願って、
「有楽町で逢いましょう」を歌えるように、
練習してみることにしましょうか。
とてもとても古い歌ですが、サビの部分が素敵なんです。

 ♪あなたとわたしの合言葉

  有楽町で逢いましょう

たくさんの感謝を込めて。

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2007年6月 4日 (月)

My dear

親愛なる、わたくしの旦那さまへ

1月21日に、あなたが実家に帰られてから、
お目にかかることもなく、電話でお話しすることもなく、
季節は夏を迎えようとしていますが、お元気でいらっしゃいますか?
あなたが今、とても窮屈で退屈な生活を強いられているだろうことは、
わたくしがいちばんよく存じ上げております。
先日の人権擁護委員の皆さんとのお話でも、
かねてから、わたくしが懸念していたとおり、
実はあなたの人権が、いちばん危ういのではないかと、
皆さんおっしゃっていました。
それでもあなたは小さな子供ではないのだし、
一時の感情からとはいえ、
わたくしと、ご自分の家庭を、家ごと捨てておしまいになって、
いま現在も、お父さまに何もかもお任せになったまま、
ご自身で責任を取ろうとなさらないのだから、
―悲しいことですが― もうどうしようもないのだと、
お三方とも、おっしゃいました。

わたくしは、いまだに考えてしまうのです。
あなたが、わたくしと出会わなければ、
わたくしが、あなたを「外の世界」に連れ出し、
本当の「世間」というものに対して目を開かせなければ、
あなたをここまで追い詰めることはなかったのではないかと。
でも、時間は元に戻せませんし、
わたくしと出会わなかったとしても、いずれあなたにも、
現実に立ち向かわなければならない時が来るはずだったのですから、
もう考えるのは、よそうと思っています。

あなたと出会って6年半、結婚して5年5ヶ月の時が過ぎました。
その時間の中で、
あなたの本質を一番に理解できたのは、わたくしだと、
そう思うのは自惚れでしょうか。
いつも手をつないで歩いた街並み。
ふたりで食べたアイスクリーム。
いつも車の中で大声で歌いながら行ったドライブ。
あなたが心の底から楽しそうに笑った顔。
その全部を、わたしくは「なかったこと」にするつもりはありません。
ただ、わたくしはもう、
あなたを、ひとりの男性としても、夫としても、家族としても、
愛することができません。
わたくしが共に人生を歩みたい人は、
わたしくが「可愛そうな人」と思ってしまう人ではないのです。

相変わらず、あなたのお父さまは、
ご自分の息子を家に閉じ込めたまま、
厄介者の嫁を追い出すことに躍起になられています。
でも、離婚というのは当事者同士にしかできないのですから、
あなた自身が弁護士さんとお話しになって、
きちんと私たちふたりで、
私たちの家庭を「終わり」にしなければなりません。
大人になると、やりたいことをやるためには、
その前に自分の責任や義務を、きちんと果たさなければならないのです。
あなたがそのことを、まだ理解されていないのは、
とても残念なことだと思います。
そして、人はずっと子供のままではいられないということを、
あなたのご両親が永遠に理解されないだろうことも、
とても悲しいことだと思います。

今度こそ、ご自分の意思で「外の世界」に出て、
あなたの幸せを見つけて下さい。
つらく悲しいことも、たくさんありますが、
世界はとても美しく、たくさんの驚きに満ちているのです。
どうか、あなた自身の時間を生きて下さい。
わたくしたちの結婚生活は、残念ながら終わってしまいますが、
あなたと過ごした楽しい時間を、
わたくしはずっと、大切に思って生きて行きます。

親のお人形さんにはなれなかった、あなたの妻より

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